腎臓のヒゲ虫は、白いヒゲと黒っぽい胴体を持ち、首の後ろに珠のようなコブがある蛇型の虫です。腎臓に生息し、甘い物の食べ過ぎや肌の黄ばみを引き起こすと考えられていました。
基本情報
名前(読み方) | 腎臓のヒゲ虫(じんぞうのひげむし) |
別名(読み方) | 背虫(せむし) |
形状 | 蛇型 |
虫の居所 | 腎臓 |
虫の特徴(外観・習性など)
- 外観:白いヒゲ、黒っぽい胴、首の後ろにコブ
虫の起こると(宿主への影響)
- 影響:腎臓を病むとされた
- 味覚:甘い物の食べ過ぎ、肌が黄ばむ
虫の抑え方(対処法)
- 生薬:白朮(キク科オケラの根茎)、木香(キク科モッコウの根)
その他
白いひげや猫背は、老人や老化を表すしるしとして考えられていました。また、当時は「佝僂病(くるびょう)」(背骨が曲がる病気の一つ)のような状態を表しているとも解釈されています。