風邪の虫は、頭が青色、胴体は黄色をした蛇型の虫です。肝臓と脾臓に生息し、風邪を引いた際に出現するとされました。

基本情報

名前(読み方)風邪の虫(かぜのむし)
別名(読み方)
形状蛇型
虫の居所肝臓と脾臓

虫の特徴(外観・習性など)

  • 外観:頭が青色、胴体は黄色

虫の起こると(宿主への影響)

  • 影響:男女のちぎりを交わした後、体が火照り、水を欲する。そのため、風邪を引いた際に出現する
  • 味覚:過度な肉食により肌が黄ばむこともあるとされた

虫の抑え方(対処法)

  • 生薬:人参(朝鮮人参)、甘草(マメ科カンゾウの茎と根)

その他

昔の考え方では、青い色は肝臓(かんぞう)を、黄色い色は脾臓(ひぞう)を表しているとされました。