脾臓の虫は、全身が赤色で鋭い爪を持つ獣型の虫とされていました。脾臓と肝臓に生息し、筋肉を掴むと目眩と体のほてりが生じると考えられていました。

基本情報

名前(読み方)脾臓の虫(ひぞうのむし)
別名(読み方)
形状獣型
虫の居所脾臓と肝臓

虫の特徴(外観・習性など)

  • 外観:全身赤色、鋭い爪を持つ
  • 行動:千鳥足のようにフラフラとしている。脾臓から伸ばした手で肝臓を掴むと傷暑(熱中症)を引き起こすとされた

虫の起こると(宿主への影響)

  • 影響:虫が宿主の筋肉を掴むと目眩と体のほてりが生じる。宿主の状態は虫の外観のように熱暑により赤く、フラフラとした状態になるとされた

虫の抑え方(対処法)

  • 生薬:木香(キク科モッコウの根)、大黄(タデ科ダイオウの根茎)

その他

なし