牛癇は猛牛のような姿で腹と尾が赤く、それ以外は白い外観で肺にすむとされました。この虫が宿ると宿主は食事のたびに癇癪を起こして気を失うことがあるとされました。
基本情報
| 名前(読み方) | 牛癇(ぎゅうかん) |
| 別名(読み方) | 肺の聚(はいのじゅ) |
| 形状 | 獣型 |
| 虫の居所 | 肺 |
虫の特徴(外観・習性など)
- 外観:猛牛のような外観。腹と尾は赤色、それ以外は白色。鋭い角と長い舌がある
- 行動:食事に反応して突進する習性
虫の起こると(宿主への影響)
- 状態:食事のたびに癇癪を引き起こし、気を失うことがある
虫の抑え方(対処法)
- 対策: 肺を健康に保つこと
- 鍼術: 詳細は述べられていないが、図のように角が伸びきると治療が困難になるとされた
その他
「六聚(ろくじゅ)の部類、癲癇(てんかん)に5つあり」とされ、そのうちの1つ。